ウェストハムは有望ストライカーを狙う

昨季はプレミアリーグ7位、ヨーロッパリーグベスト4という好成績を残したウェストハム。今季はさらに上を目指すため、本気でストライカーを獲りにいくようだ。

昨季のウェストハムは、1トップを務める32歳のFWマイケル・アントニオがリーグ戦、EL、FA杯の3大会で計47試合に出場。デイビッド・モイーズ監督があまりローテーションを行わなかったこともあるが、アントニオとポジションを争うことができる、本格派ストライカーを望んでいることは明らかだ。

最近では、サッスオーロのFWジャンルカ・スカマッカや、チェルシーのFWアルマンド・ブロヤへの関心が報じられているウェストハム。英『Daily Mail』によれば、ウェストハムはスカマッカ獲得に向け、サッスオーロに2800万ポンド(3300万ユーロ/46億円)のオファーをすでに提出したという。

スカマッカは23歳の195cmストライカーで、昨季はセリエAで16ゴールと爆発。その活躍が認められ、昨年9月にはイタリア代表デビューも果たしている期待の選手だ。

同メディアによれば、ウェストハムが出したこのオファーはサッスオーロに拒否されてしまったようだが、交渉自体は前向きに行われている模様。サッスオーロはスカマッカの移籍金に4260万ポンド(5000万ユーロ/70億円)を要求しており、ウェストハムは条件を上げた再オファーを提出する意向のようだ。

そして、ウェストハムはブロヤ獲得に向けたチェルシーとの交渉もまだ続けているとのこと。この2人のうちどちらかは必ず手中に収めたいと考えているのだろう。

現9番のアントニオは、モイーズ監督の就任によって最前線の位置で起用されるようになった2019-20シーズンから、3シーズン連続でリーグ戦10ゴールを記録している。スカマッカもブロヤもスケールの大きいストライカーだが、アントニオから定位置を奪うのは容易ではない。

それでもビッグ6に次ぐ位置につけるウェストハムで、このベテランストライカーと切磋琢磨しながらプレミアリーグでプレイできるのはかなりの好条件。昨季サウサンプトンである程度の活躍を見せたブロヤもさることながら、イングランド未経験のスカマッカが、プレミアリーグに挑戦したいと考えるのであれば、ウェストハムは理想的なクラブと言えるだろう。