悩める中盤の構成

マンチェスター・ユナイテッドは中盤をどう構成していくのだろうか。今夏は守備面でフェイエノールトからDFタイレル・マラシア、アヤックスからリサンドロ・マルティネスの2枚を獲得しており、こちらは非常に計算しやすい戦力だ。

悩ましいのは中盤だ。今夏のマンUはフリーでデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを加えたが、問題はエリクセンをどう起用していくかだ。

今夏はポール・ポグバがチームを去ったが、攻撃的MFの位置にはブルーノ・フェルナンデスと新指揮官エリック・テン・ハーグの下で復活が期待されるドニー・ファン・デ・ベークがいる。ファン・デ・ベークとエリクセンは低い位置でもプレイできる選手ではあるが、中盤の3枚をフェルナンデス、エリクセン、ファン・デ・ベークで構成するのはあまりに攻撃的すぎる。バランスを考えればフレッジかスコット・マクトミネイといった6番タイプの守備的MFが1枚は必要だ。

エリクセンの獲得に関し、英『Manchester Evening News』は10番タイプを獲得しすぎていると取り上げる。指揮官の好みや起用法も関係しているが、ポグバがいた昨季まではファン・デ・ベークにまったく出番が回ってこなかった。果たしてエリクセン、ファン・デ・ベーク、フェルナンデスの3枚をどう起用していくのか。

同メディアはプランBとしてエリクセンをウイングの位置で起用する案も紹介している。爆発的なスピードを持つ選手ではないが、トッテナムに在籍していた際にもサイドからゲームメイクすることはあった。ウイングも出来ないポジションではないだろう。右のジェイドン・サンチョの調子次第によっては、エリクセンを右に回すのもありか。

ここまでリヴァプール、メルボルン・ビクトリー、クリスタル・パレスとのテストマッチ3試合でテン・ハーグはフレッジ、マクトミネイ、フェルナンデスの3枚を中盤で先発させているが、果たしてエリクセンとファン・デ・ベークをどう活かすのか。攻撃的なMFが多すぎるとの指摘もあり、このあたりの起用法は1つの注目ポイントとなる。