懸念されているストライカー不足

24日に行われたアーセナルとのプレシーズンマッチで4-0の敗戦を喫したチェルシー。攻守両面に置いてさまざまな課題が露呈したが、FWの得点力不足は特に深刻な問題だ。

昨季はインテルから9750万ポンド(159億円)でFWロメル・ルカクを獲得し、前線のテコ入れを図ったものの、最後までチームにフィットすることはできず。チェルシーの最多得点者はリーグ戦11ゴールのMFメイソン・マウントとなっている。

そのルカクが今夏にローンで古巣インテルへと戻り、代わりにチェルシーは、マンチェスター・シティからFWラヒーム・スターリングを獲得。彼はすでにプレシーズンマッチ2試合に出場しているが、まだチェルシーでの初ゴールを記録することはできていない。

英『The Mirror』は、アーセナルの新加入FWガブリエウ・ジェズスのような切れ味のあるCFが今のチェルシーにはいないとしており、ストライカーを買うべきだったと主張。アーセナル戦における、前半38分のDFリース・ジェイムズのクロスや、後半6分のDFセサル・アスピリクエタのクロスに誰も合わせることができなかったことを例にあげ、ジェズスのような“ハングリーさ”を見せる選手がいなかったと指摘している。

チェルシーには20歳のFWアルマンド・ブロヤという、昨季サウサンプトンにローンで移籍していたストライカーがいるが、彼は現在ロンドンに戻っていることが報じられており、プレシーズンマッチで試すことができていない。

たとえブロヤでストライカーの目処が立ったとしても、シティやリヴァプールが獲得したFWアーリング・ハーランドやFWダルウィン・ヌニェスといった選手たちと比べてしまうと、現時点では大きく見劣りする。もし今季のチェルシーが本気でシティやリヴァプールの2強に割って入りたいと考えるのであれば、今からでも新たなCFの獲得に動くべきだろう。