PSG移籍は失敗となってしまったワイナルドゥム

ユヴェントスを退団したFWパウロ・ディバラをフリーで獲得し、世間をあっと驚かせた今夏のローマ。彼らはMFジョルジニオ・ワイナルドゥム獲得にも動いているようで、パリ・サンジェルマンとの交渉が進んでいるようだ。

ワイナルドゥムは昨夏にリヴァプールを契約満了で退団し、PSGに加入。しかし、居場所を確保することはできず、リヴァプール最終年に2900分以上あったリーグ戦の出場時間が、PSGでは1600分台に留まってしまった。

PSGは現在日本でプレシーズンツアーを行っているが、ワイナルドゥムはその遠征メンバーから外されており、実質的に構想外と見られている。

伊『Corriere dello Sport』によれば、ローマはジョゼ・モウリーニョ監督の指示通りにチームを完成させたいと考えているようで、ワイナルドゥムのローン移籍を実現するため、PSGとの交渉を進めているという。

PSGとローマの関係は良好で、契約もこのまま順調に進む可能性が高いようだが、ローマはワイナルドゥムの年俸900万ユーロ(13億円)を支払うことができず、PSGが賃金の半分を負担する形になるという。

去就が注目されているイタリアFWニコロ・ザニオーロがチームに残留すれば、イングランド代表FWタミー・エイブラハムやイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ、ディバラ、ザニオーロといった強力な選手たちで前線を形成することができるローマ。ワイナルドゥムの移籍が決まれば、フリーで獲得したMFネマニャ・マティッチとの中盤コンビが実現する可能性もあり、豪華な前線を彼らが後方から支えることになる。

昨季ヨーロッパカンファレンスリーグを制したローマは、2年連続となるタイトル獲得に向け今夏の移籍市場で本気を見せており、このままいけば、とんでもなく豪華なスカッドが形成されることになるかもしれない(データは『FBREF』より)。