ブンデスで鎬を削ったレヴァンドフスキとオバメヤン

27日、ユヴェントスとプレシーズンマッチを行ったバルセロナ。シャビ・エルナンデス監督は、新加入のFWロベルト・レヴァンドフスキと昨季のレギュラー格だったFWピエール・エメリク・オバメヤンをついに同時起用した。

レヴァンドフスキとオバメヤンはかつて、それぞれバイエルン・ミュンヘンのエース、ドルトムントのエースとして、ブンデスリーガで得点王を争った関係。そもそもレヴァンドフスキはバイエルンに移籍するまでドルトムントの選手であり、彼が移籍した後に、ドルトムントのCFに定着したのがオバメヤンだった。

2018年にオバメヤンがアーセナルへ移籍するとこのライバル関係は終わったが、ここへ来てバルセロナでチームメイトになるあたり、この2人に不思議な繋がりがあることは間違いない。

先日行われたレアル・マドリードとの一戦、エル・クラシコではレヴァンドフスキが1トップで先発したものの、オバメヤンはベンチスタート。ハーフタイムにレヴァンドフスキがオバメヤンと交代し、共演には至っていなかった。

しかし、今回のユヴェントス戦では、レヴァンドフスキが1トップ、オバメヤンが左ウイングで出場。ついにこの2人が前線で肩を並べた。

ところがこの試合で最も輝いたのは、右ウイングで先発したFWウスマン・デンベレだった。彼は前半のうちに独力で見事な2ゴールをゲット。それに対し、レヴァンドフスキとオバメヤンの2人はいまいち見せ場を作ることができず、特にいつもと違う位置でプレイするオバメヤンは存在感が薄かった。

ハーフタイムに突入すると、オバメヤンは交代。レヴァンドフスキとの共演時間はわずか45分に終わり、レヴァンドフスキも62分にピッチを去った。

仮にシャビ監督が2トップを用いるのであれば、そこで共演するレヴァンドフスキとオバメヤンが見たいところだが、基本的には[4-3-3]を採用するはず。レヴァンドフスキがWGに回るとは考えづらく、この2人が共存するのであれば、オバメヤンがウイングとして機能するしかないだろう。

まだまだこれからコンディションを上げていく段階であるはずだが、このままだとオバメヤンの出場機会はかなり限定されることになるかもしれない。昨季後半戦からバルサに加わり、フィニッシャーとして大きくチームに貢献したオバメヤンだが、今季はベンチ暮らしとなってしまうのか。