今季も白い巨人の中盤を支配するか




世代交代へポジション奪取を目指すフレッシュな若手VS絶対的なテクニックと経験値でトップレベルのパフォーマンスを維持する熟練戦士の戦いとでも言うべきか。
今季のレアル・マドリードで注目される1つのエリアが中盤だ。今夏にモナコからMFオーレリアン・チュアメニを加え、世代交代の準備は着々と進んでいる。エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデ、チュアメニの3選手は十分に白い巨人の中盤を背負うにふさわしい存在だ。

しかし、その前には歴代屈指の3人衆が立ちはだかる。潰し屋カゼミロ、精密機械のトニ・クロース、36歳の今も衰えの色を見せないルカ・モドリッチだ。世代交代の可能性を指摘されながら、昨季も中盤はこの3人が支配していた。

昨季のパフォーマンスから考えると、やはり今季も中盤のファーストチョイスはクロース、カゼミロ、モドリッチのKCMになるだろう。この3人の牙城を崩すのは簡単ではない。

スペイン『MARCA』によると、アンチェロッティはこの3人が構成する中盤について「私はカゼミロ、クロース、モドリッチのいる中盤をバミューダトライアングルと呼んでいる。そこではボールが消えるんだ」と語っている。確かにこの3人が組む中盤からボールを奪うのは至難の業だ。

特にクロースとモドリッチは攻撃を組み立てるうえで特別だ。チュアメニやカマヴィンガも上手い選手ではあるが、まだまだクロースとモドリッチの領域には届かない。

カマヴィンガ、チュアメニ、バルベルデもポジション奪取を狙っていくだろうが、どこまでKCMにプレッシャーをかけられるだろうか。この競争が中盤の質をさらに高めるのは間違いない。