次節ニューカッスル戦で出番はあるか

三笘薫が所属するブライトンは7日、プレミアリーグ第1節にてマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半だけで2ゴールを奪ったブライトンが長くリードを保ち、後半に主導権を握られる場面もあったが、2-1とBIG6の一角であるユナイテッド相手に白星を挙げた。

三笘の出番はなく残念だが、今季のブライトンは非常に期待できるチームだ。イヴ・ビスマ、マルク・ククレジャと2人の主要人物が今夏の移籍市場でチームを離れており、それが大きく影響するかに思われたが、全くそんなことはなくプレミアの強豪であるユナイテッドを打ち破った。

勝利の立役者となったのが左ウイングバックとして出場したレアンドロ・トロサールだ。ベルギー代表にも選ばれている27歳のアタッカーで、昨季の終盤から左WBとしての起用が増えている。

以前まではシャドーとして起用されていたこともあって個人での打開が非常に得意な選手だ。推進力のあるドリブルに、失わないキープ力を持っており、彼にボールが渡ればブライトンの攻撃は前進する。サイド、中央とどちらの局面でも多くの武器を持っており、前線のダニー・ウェルベックへのスルーパスは何度もチャンスを生んでいた。パスカル・グロスの先制点の場面がまさにそのシーンであり、トロサールのスルーパスを受けたウェルベックが中央にクロスを供給して得点が生まれている。ゴールやアシストと目に見える数字はついていないが、キーパス3本にクロス成功率は100%と高いスタッツを残した。

英『SussexLive』ではユナイテッド戦のパフォーマンスを採点しており、トロサールは2ゴールのグロスや前線で起点になり続けたウェルベックの次に評価の高い8点を得ている。「何度も左サイドからチャンスを生み出し、対峙するディオゴ・ダロトを苦しめた」と称賛されている。

三笘のライバルは当分このトロサールになる。ドリブルにパスと武器は多く、守備的になった後半は一つポジションを上げ、シャドーの位置で起用されていた。昨季のトップスコアラーであり、チーム内での信頼度は非常に高いといえる。

それでも三笘には十分にチャンスはあるだろう。そもそも三笘とトロサールはタイプの違う選手であり、三笘はこの夏に加わったばかりだ。また後半はユナイテッドが主導権を握っていたこともあってか守備的になっており、その場で攻撃的な三笘を入れるというのは少し違う。投入されたレヴィ・コルウィルやタイリック・ランプティは守備に定評がある選手であり、より攻撃的な駒が必要な場面では三笘が呼ばれるはずだ(データは『SofaScore』より)。