実現するのか

マンチェスター・シティはベルナルド・シウバを手放すことになるかもしれない。

英『MUNDO DEPORTIVO』によるとB・シウバはバルセロナ行きを希望しており、シティは最低でも8000万ユーロの移籍金を回収することができれば移籍を認めるようだ。ただ2カ月前から交渉は進んでおらず、移籍市場の閉幕までに移籍が成立するか怪しいと同紙は見ている。

バルセロナ側とすれば今夏に移籍が成立しなくても今冬、もしくは来夏に再び獲得を迫れば良いが、シティとしては代役の確保に動く必要があるため、非常に難しい状況にあるといえる。インサイドハーフはB・シウバ、ケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアンの3人のみであり、ポルトガル代表MFがチームを離れることになれば中盤をローテーションすることができない。

ジャーナリストのジェラール・ロメロ氏によればシティはパリ・サンジェルマンのマルコ・ヴェッラッティ獲得に動く可能性があるようだ。PSGはフレンキー・デ・ヨングに興味を示しており、そこで中盤が飽和状態になるPSGからシティがイタリア代表MFを獲得するという。

イタリアのペスカーラでデビューし、その後PSGに引き抜かれたヴェッラッティ。PSGでの在籍年数は長く、これまで380試合で11ゴール60アシストを記録している。

中盤のアンカーやインサイドハーフを主戦場としており、トータルでの能力が高い選手だ。正確なパス、推進力のあるドリブルを持ち、後方に下がってビルドアップを支える。守備では鋭いタックルを武器にボールを刈り取り、攻撃を防ぐ。シティ移籍となればB・シウバの代役を務められることは可能だろう。

しかし29歳と若くなく、怪我が多い。昨季は10試合、一昨季は24試合に欠場しており、シーズンを通して計算できない。またPSGでは非常に重要な選手であり、B・シウバを売却した8000万ユーロでそのまま獲得できるかは微妙なところだ。であれば移籍が噂されているボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガム獲得レースに参戦するのが現実的であり、将来性もある。

移籍市場の閉幕まであまり時間がなく、ここでB・シウバ放出となればシティは代役確保に苦しむだろう。ヴェッラッティという獲得候補はいるようだが、不安要素は多く、ポルトガル代表MFを手放せば間違いなくプレミア3連覇、CL制覇の目標は遠のくことになる。