再起が期待されるルカク

チェルシーでは本領発揮とならず、今夏にローン移籍でインテルへと舞い戻ったFWロメル・ルカク。再びセリエAの舞台で得点を量産する姿を見せてほしいところだが、本人の考えは違うようだ。

2019年夏にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへと移籍したルカクは、在籍2シーズンでリーグ戦72試合47ゴールという驚異的な成績を残した。特に2020-21シーズンは、24ゴール11アシストと大車輪の活躍でインテルをリーグ優勝に導き、セリエAの年間MVPにも輝いている。

そして昨夏に、9750万ポンド(159億円)の移籍金で、古巣チェルシーへと復帰を果たしたルカク。しかし、結局プレミアリーグでは8ゴールしか奪うことができず、今夏は再びインテルに活躍の場を求めた。

11月にカタールW杯が開催されることも踏まえ、良いイメージが残るこのクラブで、ルカクは再びトップフォームを取り戻したいところ。しかし、伊『Gazzetta dello Sport』によれば、彼はここでゴールを奪うことよりも、リーグタイトルの獲得を目標にしているという。

「正直に言うと、僕はスクデットを獲ることしか考えていない。それが僕にとって一番大事なことで、得点ランキングはどうでもいい。ゴールはやってくるものであり、個人のゴールはどうでもいいんだ」

ルカク本人はあまりゴール数に執着していないようだが、本気でスクデットを獲得したいのであれば、得点王を争うFWがチームには必要だろう。前回所属時のベストパートナーだったFWラウタロ・マルティネスがさらなる成長を遂げていることもあり、彼のサポートに徹するのも一つの手だが、この2人がリーグ得点王を争う状況がチームにとっても理想的なはずだ。