UEFAスーパー杯で激突

相手を圧倒するゲームもあれば、昨季のチャンピオンズリーグ決勝のように厳しいギリギリの戦いもあった。しかしレアル・マドリードではっきりしているのは、中盤にCMKを並べることでファイナルの勝率がグッと上がるということだ。

CMKとは、もちろんカゼミロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースのことだ。

チャンピオンズリーグ3連覇など栄光の時を過ごしてきた2015−16シーズン以降、このトリオは決勝で計8回揃って先発している。ここでいう決勝とはチャンピオンズリーグ決勝、UEFAスーパー杯、クラブワールドカップ決勝、スーペルコパも含まれる。その8回のファイナルにおける勝率は100%だ。

昨季のリヴァプールとのチャンピオンズリーグ決勝にもこのトリオは先発し、1−0の勝利に大きく貢献した。このトリオは対戦相手がどこであろうとも、確実に中盤をコントロールして試合を落ち着けてくる。それは勢いに乗るリヴァプール相手にも変わらなかった。

過去にはクラブワールドカップ決勝で鹿島アントラーズとも対戦したが、この時も3人は揃って先発。鹿島がレアルを脅かす展開にはなったが、最後は試合巧者のレアルがクリスティアーノ・ロナウドのゴールもあって制している。CMK最強伝説はあの時も続いていたのだ。

2015−16シーズン以降のレアルが一発勝負のファイナルを落としたのは、2018年8月に行われたアトレティコ・マドリードとのUEFAスーパー杯に限られる。このゲームをレアルは2−4で落としているが、このゲームはルカ・モドリッチがベンチスタートとなっていた。ワールドカップ・ロシア大会の疲労もあっただろう。

スペイン『as』はこの結果から、改めてCMKの大きさを強調。10日には鎌田大地、長谷部誠が所属するフランクフルトとのUEFAスーパー杯を控えるが、このトリオが揃えば勝率は急上昇する。ファイナルでトリオ9度目の同時先発を果たし、9個目のトロフィーを手にするのか。フランクフルトもこの3人が出てきたときはかなり苦戦することになるだろう。