7年間在籍していた

今夏の移籍市場でオレクサンドル・ジンチェンコ、ラヒーム・スターリング、ガブリエウ・ジェズスの3人を売却したマンチェスター・シティ。近年のプレミアリーグでの好成績を支えた選手たちであったが、この夏に新天地を求めチームを離れた。

その中でも驚きはスターリングだろう。代表では10番を背負うイングランドの中心選手であり、シティでは337試合で131ゴール94アシストの数字を在籍7年間で残している。リーグ戦では17-18シーズンから5年連続で二桁得点を記録しており、長いシーズンを戦う上で貴重なスコアラーである。

「マン・シティでプレイする時間が限られていると感じた。その時間を無駄にするわけにはいかない。戦って状況を変えようとしたが、それは難しくそのためにここ(チェルシー)に来た」

英『manchester evening news』ではスターリングがシティ退団の理由を語っており、減少するプレイタイムが一つの原因だったようだ。とくに昨季は顕著であり、リーグ戦での先発数23試合はリヴァプールからシティにやってきた初年度の15-16シーズン以来の少なさである。また重要なビッグマッチでベンチスタートすることが多く、優勝がかかったアストン・ヴィラ戦、CLファイナル行きをかけたレアル・マドリードとのラウンド4は1戦目2戦目共に先発から外れている。

決定力に難ありといわれるスターリングだが、チェルシーはいい買い物をした。前述したようにコンスタントにゴールを決めており、目に見える結果を残す。3トップであればどのポジションでも担当でき、シティでの経験もあってチェルシーが導入している偽9番への適応に問題はないだろう。怪我の少ない選手であり、シーズンを通して計算できる点も評価が高い。

27歳にしてプレミア王者を出る決断をしたスターリング。エヴァートン戦ではさっそく先発フル出場とプレイタイムを得ており、さらに成長することはできるのだろうか。