プレミアトップ2相手に結果出せるか

クラブの新オーナーグループにサウジアラビア政府系ファンド『PIF』が就いたこともあり、ニューカッスルは一気にスター軍団化するとの読みもあった。

しかし、今夏もここまでリールからDFスフェン・ボットマン獲りにお金を費やしたくらいで、全体的な動きは地味だ。開幕戦となったノッティンガム・フォレスト戦は2−0で勝利したが、スタメンの顔ぶれは昨季とほとんど変わりがない。指揮官エディ・ハウが選んだのは、昨季後半戦の良い流れを新シーズンへ持ち込む現状維持路線というわけだ。

中でも英『The Guardina』がカギと見るのは、MFジョエリントンとブルーノ・ギマランイスが構成する中盤だ。

FWとして獲得されながらセントラルMFへコンバートされたジョエリントンと、今冬にリヨンから獲得されたギマランイスは中盤を引き締めるうえで欠かせない存在だ。ギマランイスの獲得には3300万ポンドを投じているが、この補強は正解だった。昨季後半戦からスムーズにプレミアリーグの環境に適応しており、この移籍金額もバーゲンに思えてくる。

楽しみなのは、今月21日に予定される王者マンチェスター・シティとの戦いである。同メディアはギマランイスとジョエリントンが厳しくボールホルダーへチェックする守備を高く評価しており、今のニューカッスルの守備を崩すのは簡単ではない。そのアグレッシブな姿勢がマンCに通用するか、序盤戦から貴重なテストだ。

さらにウォルバーハンプトン戦を挟み、月末にはリヴァプールとのアウェイゲームまである。現プレミアリーグ最高峰の両クラブ相手に一定の結果を出せれば、今季のトップ6入りへ自信もつくだろう。

新センターバックのボットマンも開幕節のノッティンガム・フォレスト戦は後半アディショナルタイムに出場しただけだったが、月末までにフィットしていれば面白い。昨季の勢いがどこまで続くのか。ニューカッスルの状態をチェックするにはもってこいの2試合と言えるだろう。