早くもサポーターの心を掴んだ

ブンデスリーガ第2節シャルケ対ボルシアMG戦に出場し、2-2の勝ち点獲得に貢献した日本代表の板倉滉。終盤にPKを決められてしまい初戦に続いての白星を挙げることはできなかったが、板倉のパフォーマンスは素晴らしく、独『Kicker』のブンデスリーガ第2節ベスト11に選出されている。ブンデスリーガ開幕戦ではフライブルクの堂安律もベスト11に選ばれており、2週連続で日本人選手が高く評価された。

独『GladbachLIVE』ではシャルケ戦後にこの試合でのMOMは誰なのか読者に問いかけており、守護神ヤン・ゾマーやゴールを決めたヨナス・ホフマン、マルクス・テュラムにも票が入っているが、全体の70%が板倉を推しており、同紙でのMOMは板倉が勝ち取っている。

2失点した試合でセンターバックがMOMに選ばれることはそうないだろう。こういったゲームはゴールを決めたホフマンや開幕戦ホッフェンハイム戦に続いてゴールを決めたテュラムに票が集まりそうだが、CBとしてピッチに立った板倉に多くの票が集まった。

早くもサポーターからの信頼は得たといっていいだろう。開幕戦から2試合連続での先発フル出場であり、パス成功数はホッフェンハイム戦が95本、シャルケ戦が94本とどちらもチーム最多の数字で、最終ラインのビルドアップのリーダーとして輝きを放っている。守備面での強度も備えており、シャルケ戦では9回のクリアに、2回のシュートブロック。タックルを2度成功させてボールを奪っており。デュエルの勝率も高く、地上戦、空中戦合わせて75%と好成績を残した。

どうしてもゴールを決めた選手がシンプルに活躍していると伝わりやすく、日本でも先日レアル・ソシエダでゴールを決めた久保建英が大々的に取り上げたが、ブンデスリーガ1年目でここまでのハイパフォーマンスを披露している板倉はより称賛されるべきだ。まだ第2節だが、ボルシアMGは3位につけており無敗継続中だ。28日にはドイツ王者バイエルン・ミュンヘンとの4節が控えており、サディオ・マネやトーマス・ミュラー、ジャマル・ムシアラらと対峙することになるが、ここでも存在感を示せばより板倉への注目度は高まるだろう。