ギュンドアン、ハーランドに続く3人目となるか

今夏の移籍市場ではアーリング・ハーランド、セルヒオ・ゴメス、カルヴィン・フィリップス、シュテファン・オルテガの4選手を獲得したマンチェスター・シティ。

指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはこの4名で今夏の補強は終わりだと話していたが、ここにきてさらなる選手獲得があるようだ。それがボルシア・ドルトムントのマヌエル・アカンジである。英『The Athletic』によると、1750万ユーロで合意で近づいているという。両クラブ共に移籍成立に楽観的な姿勢を見せており、スイス代表はおそらくプレミア王者に加わることになる。

スイスのバーゼルで名を揚げ、2018年からドルトムントでプレイするアカンジ。ドルトムントでは加入後から継続して起用されており、158試合で4ゴール2アシストを記録している。

しかし今夏には2023年で切れるクラブとの契約延長を拒否しており、そういったこともあってかリーグ戦では1秒たりとも起用されていない。ドルトムントとしてもマッツ・フンメルス、ニコ・シュロッターベック、ニクラス・ズーレでセンターバックをローテーションできる体制が整っており、今夏で移籍するかもしれない選手にプレイタイムは与えられないとの考えだろう。

CBを本職とする守備者で、4バック、3バックともに対応できる。3バックでは中央のポジションを務める。

スタイルとしてはペップが求める要求を高いレベルでこなせる現代的なCBだ。ビルドアップではショートパス、ロングパスが正確で、自身で運ぶこともできる。187cmのサイズも魅力的であり、デュエルは空中戦、地上戦共に信頼できるレベルにある。実際に昨季の空中戦勝利数51回はフンメルスに続くチーム2位の好成績だった。

シティとしてはこれでルベン・ディアス、アイメリック・ラポルト、ジョン・ストーンズ、ネイサン・アケに続く5人目のCBとなるが、既存戦力の稼働率を考えればアカンジにもプレイタイムは与えられるだろう。実際にラポルトは昨季の負傷が治っておらず、アケも先日負傷しピッチを後にした。ストーンズも怪我の多い選手であり、ワールドカップ・カタール大会がある今季のことを考えれば層は厚ければ厚いほどいい。

先日のクリスタル・パレス戦でペップは3バックを試合の中で試しており、アカンジの加入で今後現実的な一つのオプションになるかもしれない。フィル・フォーデンを左ウイングバックに配置する超攻撃的なシステムであり、これが功を奏し逆転に成功している。

怪我の多いシティのCB陣の層を厚くするために獲得されることになりそうなアカンジ。スイス代表DF自身も決して怪我の少ないCBではないが、5人も代表級の守備者がいればすべての試合でハイクオリティな守備が提供されるはずだ(データは『SofaScore』より)。