今季のプレミアでは起用されていない

英『The Athletic』によると日本代表の三笘薫が所属するブライトンがチェルシーのMFビリー・ギルモア獲得を目指しているようだ。

しかしプレミアリーグが定める移籍のルールがこの交渉を難しくさせている。ブライトンはすでにチェルシーからDFリーヴァイ・コルウィルをローンで借りており、ルール上一つのクラブから複数の選手を借り入れることはできないようだ。そのためブライトンがギルモアを獲得するには完全移籍の選択肢しか残されていないが、チェルシーはスコットランド代表MFを完全に手放すことを望んでいない。現在も交渉は続いているようだが、どうなるのか。

ギルモアの成長を考えるのであればチェルシーを出る選択肢も悪くない。将来を期待されている21歳の若手だが、昨季のローン先であるノリッジ・シティでは評価を高めることができなかった。そのためチェルシーに戻ったとしてもポジションはなく、直近のサウサンプトン戦ではベンチ入りしたが、出番はなかった。

ブライトンはギルモアの強みを生かせるチームだ。ボール保持を得意としており、1-2と敗れることになったフラム戦でも61%の支配率を記録している。

ギルモアはある程度ボールを握れるチームで活躍する中盤である。ボールを前進させるパスや推進力のあるドリブルはピカイチであり、後方から前方までボールを運ぶ。ただ守備強度に難があり、常に守備の危険にさらされる昨季のノリッジではギルモアの弱点ばかりにスポットライトが当たり、評価を高められなかった。

ブライトンの中盤はモイセス・カイセドやアレクシス・マック・アリスター、エノック・ムウェプと曲者揃いだが、現状アダム・ララーナが負傷で離脱しており、入り込める隙はある。まだ21歳と若くこれからの選手であり、成長も見込めるだろう。

チェルシーの超新星として期待されるも昨季は不本意なシーズンとなったギルモア。今季はチェルシーでプレイするのか、他クラブなのか未定であり、今後の動向に注目したい。