PSMでの評判は良かった

今季のバルセロナのプレシーズンマッチでは多くの注目ポイントがあった。新加入のロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャの活躍、フレンキー・デ・ヨングのCB起用と話題を欠くことはなく、バルセロナに戻ってきたMFミラレム・ピャニッチの活躍もその一つだろう。

ローマ、ユヴェントスとセリエAで長く活躍し、2020年にバルセロナにやってきた。しかし初年度となった20-21シーズンはわずか6試合の先発にとどまり、翌シーズンはトルコのベシクタシュへ。

クラブに戻りプレシーズンマッチでプレイするピャニッチへの評価は高かった。正確なパスと攻撃のリズムを生み出せる展開力は健在であり、一時的なものではあるがセルヒオ・ブスケッツの代役として期待されていた。実際に移籍市場では若手のニコ・ゴンザレスをローンで出し、ピャニッチを残した。それすなわちアンカーはブスケッツとピャニッチの2枚体制になることを示唆しているものだと思われていた。

しかし西『SPORT』によると、ピャニッチは放出されることになるようだ。実際に開幕した22-23シーズンのリーガ・エスパニョーラでは1秒たりとも起用されておらず、バルセロナにピャニッチの居場所がないことが分かる。

同紙によればサウジアラビアのアル・ナスルがローンでの獲得を希望しているという。ピャニッチの給料70%を負担するという契約だが、バルセロナはこれを拒否。完全移籍での売却のみ応じる姿勢を見せている。

バルセロナ復帰で好転したかに思えたピャニッチの地位。しかしシーズンが進むにつれて悪化しており、再び放出候補となってしまった。その放出も上手く進んでおらず、今季はどこでプレイすることになるのだろうか。またバルセロナに残ることになれば出場機会を得られるのか。