今季こそ残留を

今季こそ本物なのだろうか。プレミア開幕5試合で昇格組のフラムが頑張っている。

最近のフラムは喜びと悔しさを1シーズンごとに味わう日々を過ごしており、2017−18シーズンにはイングランド2部で3位に入ってプレミアリーグへ昇格。しかし1シーズンで降格。再び2部で戦うことになった。

2019−20シーズンにすぐ昇格を決めたが、また昇格1年目の2020−21シーズンは18位に沈んで降格。そして昨季またしても昇格を決め、今季プレミアの舞台へ乗り込んできた。

今季も開幕当初のスケジュールは嫌なものだった。開幕戦から相手がリヴァプールであり、第4節ではアーセナル、さらに3日に予定されている第6節ではトッテナム、その1週間後には第7節でチェルシーとの対戦だ。開幕7試合でBIG6のうち4つも相手にすることになるハードスケジュールと言える。

しかし、今季のフラムはかなり粘り強い。開幕戦ではリヴァプール相手に2−2の引き分けに持ち込み、アーセナル戦も1−2で敗れながらも最後まで粘りを見せた。第2節のウォルバーハンプトン戦(0−0)、3節のブレントフォード戦(3−2)、5節のブライトン戦(2−1)では勝ち点もゲットしており、ここまで5試合で2勝2分1敗と悪くない立ち上がりだ。

主役は昨季2部で43ゴールを挙げたセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチだ。ここまでチーム総得点8ゴールのうち、1人で5ゴールを記録。それもスコアレスドローだったウルブズ戦を除けば全試合得点となっており、やはり2部での勢いは本物だったか。

今節のトッテナム戦、次節のチェルシー戦でも何か起こせるかもしれない。トッテナムも無敗は維持しているが、試合内容は渋い。チェルシーの方はサウサンプトン、リーズ・ユナイテッドといった格下相手に敗れており、隙はある。まだ新戦力を加えたチームが完成していない今こそ叩くチャンスかもしれない。

過去のフラムとは違い、今季のフラムは警戒した方が良いだろう。残留への期待は高まっており、ビッグクラブとて油断できない。トッテナム、チェルシーも苦労するはずで、この2試合はチェックすべきカードだ。