オバメヤンに次ぐ2番手で試すのも面白い

今夏の移籍市場終盤にFWピエール・エメリク・オバメヤンの獲得をまとめたチェルシー。オバメヤンはドルトムントで現チェルシー指揮官トーマス・トゥヘルと仕事をしており、トゥヘルもオバメヤンの特長は頭に入っていることだろう。

ただ、前線の補強に関してはドタバタした印象も強い。何より昨夏に9750万ポンドもかけて獲得したFWロメル・ルカクがヒットしなかったのが痛手で、今夏にはティモ・ヴェルナーとともにクラブを離れている。オバメヤンとラヒーム・スターリングは加えたものの、攻撃力アップに繋がるかはまだ分からない。

またオバメヤンは33歳とベテランの領域に入っており、将来性の部分には疑問が残る。得点力アップへ緊急的な補強といった印象で、今後クラブの前線をどう構築していくかは再考する必要があるだろう。

その中で注目したいのがFWアルマンド・ブロヤである。昨季チェルシーからサウサンプトンにレンタル移籍していたアルバニア代表FWブロヤは、プレミアリーグで6ゴールと印象的な活躍を披露。まだ20歳と若いことに加え、プレミアのハードなバトルに対応できる191cmのサイズも持ち合わせる。

今夏にチェルシーを離れる予想もあったが、最終的にチェルシーはブロヤとの契約延長を決断。2日にブロヤとの契約を2028年まで延長したと発表した。

ブロヤは短時間ながら今季開幕から出番をもらっており、サポーターも期待しているに違いない。オバメヤンの補強も大きいが、ブロヤの契約延長には未来を感じさせるものがある。

サイズやパワー的にはチェルシーで活躍したディディエ・ドログバ、ジエゴ・コスタのようなワイルドなセンターフォワードになってほしいところで、今季も思い切ってブロヤの出番を増やしてもいいかもしれない。

近年のチェルシーには『9番の呪い』なんて言葉もあり、前述したルカクを筆頭に前線補強が上手く機能してこなかったところがある。ブロヤにはその流れを変えてほしいところで、クラブは慎重かつ大胆にブロヤを育成していくべきだろう。