新戦力も早速チームに貢献している

リーグ戦開幕5試合を終え、3勝2分と好スタートを切ったトッテナム。今夏の手堅く的確な補強も追い風となっているが、アントニオ・コンテ監督はさらなる補強が必要だったと考えているようだ。

トッテナムはこの夏の移籍市場において、7人の新戦力を確保。MFイヴァン・ペリシッチとGKフレイザー・フォースターをフリーでチームに迎え入れ、DFクレマン・ラングレをローンで獲得。MFイヴ・ビスマとFWリシャルリソンは、それぞれ3000万ポンド(約48億円)と6000万ポンド(約97億円)の移籍金で契約を交わした。

他にも19歳のDFデスティニー・ウドジェや22歳のDFジェド・スペンスといった若手有望株を手中に収めている。ウドジェに関してはローン移籍という形で、もう1シーズン移籍元のウディネーゼでプレイすることになった。

英『Daily Mail』によれば、コンテ監督は移籍市場閉幕後に口を開き、今夏の補強について言及。トッテナムがトップオブトップに肩を並べるためには、もう少し資金と時間が必要だと考えているようだ。

「8000万ポンドで選手と契約すれば、トップ選手を抱えていることになるので、大きなアドバンテージとなる」

「フリーやローンで選手と契約できる場合は、状況が異なる」

「自分たちにできることはやった。我々は良くやったと思うが、率直に言うとトップチームと同等の戦力があるというにはまだ差がありすぎる。そういった理由から、我々はまだチームを改善するために、このプロセスを始めたばかりだということを理解しなければならない」

「どのように資金を費やすかというビジョンが明確だったから、適切なタイミングで選手と契約を交わしたが、リシャルリソンとビスマの2人にしか使っていない。他の選手はローンかフリーで手に入れた。我々は然るべきことをした。しかし、我々が完璧にことを成し遂げたともし誰かが思っているのなら、その考えは我々のものと非常にかけ離れている」

「競争力を高め、タイトル争いに加わり、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するためには、少なくともあと3回は移籍期間を経る必要がある。チームを改善し、他のトップクラブと同じレベルになるにはね」

「多額を投資できるクラブもあれば、並みの金額しか投資できないクラブもあるということを現実的に考えなければならない。大変なんだ」

どうやらコンテ監督はトッテナムをトップ4に定着させるどころか、さらに上の地位へ導きたいと考えているようだ。彼のプラン通りであればあと3回の移籍期間、つまり1年半後にこのチームの真価が見られるはずだが、ひとまず今季は2年連続のトップ4入りとチャンピオンズリーグでの躍進を狙いたいところだろう。