セビージャをあっさりと粉砕

バルセロナに完成の道が見えてきたか。今季は開幕節のラージョ戦こそスコアレスドローだったが、第2節のレアル・ソシエダ戦は4-1、第3節のバジャドリード戦は4-0、そして今節のセビージャ戦は3-0で快勝と、攻撃陣が乗ってきた。

主役はバイエルンから獲得したFWロベルト・レヴァンドフスキだ。初めてのリーガ・エスパニョーラに戸惑うのではないかなんて予想もあったが、現世界最高級FWにそんな心配は不要だったようだ。すでに4試合で5ゴールと手がつけられない。

ゴール前でのポジショニング、完璧なシュート精度と、ストライカーとしての基礎技術がしっかりしているレヴァンドフスキにリーグの種類は関係ないのだろう。早くもリーガ・エスパニョーラ得点王候補と言っていい。

両脇を固めるハフィーニャ、ウスマン・デンベレには高い技術があり、特にデンベレのドリブルは予測不能だ。セビージャのDFもかなり手を焼いており、フェイントに振り回されたDFが一回転するケースもあった。時折エゴの目立つプレイがあったため、デンベレがもう少しシンプルにレヴァンドフスキを使っていれば追加で2ゴールほどは奪えたはずだ。

中盤のペドリ、ガビは10代とは思えぬクオリティで、ベンチからMFフレンキー・デ・ヨングが出てくる豪華さだ。中盤の底に位置するセルヒオ・ブスケッツもさすがの安定感で、中盤は若手とベテランが上手く融合している。

スペイン『SPORT』は早くもシャビ・エルナンデス率いるバルセロナについて「すでに素晴らしいチーム」と完成度を称える。勝ち点は4連勝を収めた首位レアル・マドリードに2ポイント差をつけられているが、悪いスタートではない。攻撃陣に勢いが出てきたこともあり、今季はレアルとタイトルを争えるだろう。クラシコの直接対決も大盛り上がりとなるに違いない。

まだサイドバックのところは定まらないところがあるが、右では新戦力のジュール・クンデが奮闘している。ダニエウ・アウベスのような攻撃性はないものの、守備面は信頼できる。左にはマルコス・アロンソを迎えており、新たなクオリティが加わる。

今夏の超豪華補強でシャビ・バルサは一気に優勝候補となったのか。チームの顔ぶれは文句のつけようがなく、躍動する攻撃にサポーターもワクワクしていることだろう。