インテルのディフェンス陣を崩壊させた

セリエA第5節でミラン対インテルの“ミラノダービー”が行われた。結果的にミランが3-2の撃ち合いを制したのだが、この大一番で輝きを放ったのがミランのエースFWラファエル・レオンだった。

リーグ開幕からの4試合を終え、昨季王者ミランは2勝2分の勝ち点8、昨季2位のインテルは3勝1敗の勝ち点9という成績でこの一戦を迎えた。ミランを率いるステファノ・ピオリ監督は、昨季リーグ戦で11ゴール10アシストを記録したレオンを5試合連続で先発に起用している。

第3節ボローニャ戦では1ゴール1アシストの活躍でチームを2-0の勝利に導いていたミラン。続くサッスオーロ戦はスコアレスドローに終わっていたものの、このインテル戦では2ゴール1アシストと今季最大の活躍を見せる。

まずレオンが輝きを放ったのは28分。MFサンドロ・トナーリの持ち上がりからボックス内左でパスを受けたレオンは、ダイレクトで左足を振り抜く。強烈なシュートが右サイドネットへ突き刺さり、先制を許していたミランがすぐさま追いつく展開となった。

そして後半に入ると、今度はアシストを記録。54分に左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、FWオリヴィエ・ジルーがこれに合わせ、ミランが逆転に成功した。

圧巻だったのは60分。ジルーの落としをボックス手前で受けたレオンは、対峙したDFステファン・デ・フライとDFアレッサンドロ・バストーニをかわし、ボックス内に侵入。GKサミール・ハンダノビッチとの1対1も制し、ボールをゴールへと流し込んだ。

その後、ミランはFWエディン・ジェコのゴールで1点を返されたものの、GKマイク・メニャンのビッグセーブ連発などもあり、逃げ切りに成功。伊『CalcioMercato』は今節のレオンの活躍について「全てを完璧にこなした」と評価しており、2つの美しいゴールとジルーへのアシスト、そしてそのプレイでロッソネリのファンを楽しませたと伝えている。

インテル戦を終え、ここまでのレオンの成績は5試合3ゴール2アシストという結果に。このペースを維持できれば今季は昨季以上の数字を残すことができるだろう。

7日にはRBザルツブルクとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦を迎えるミラン。2試合連続で強豪との対戦となるが、ここでも彼のゴールやアシストに期待したいところだ。