中盤にはライバルが多すぎる

今月2日、UEFAネーションズリーグに臨むオランダ代表メンバーが発表された。

その中にはリーズ・ユナイテッドDFパスカル・ストライク(23)、レヴァークーゼンDFジェレミー・フリンポン(21)、アヤックスFWブライアン・ブロビー(20)、アヤックスMFケネス・テイラー(20)といったA代表未経験の若手も含まれており、ワールドカップ・カタール大会へメンバーの絞り込みも大詰めだ。

ただ、そこにマンチェスター・ユナイテッドMFドニー・ファン・デ・ベークの名前はなかった。

ファン・デ・ベークがマンUに加わったのは2020年のことだが、オーレ・グンナー・スールシャール体制ではまったく出番が増えなかった。昨季にはエヴァートンへのレンタル移籍も経験することになり、ここまでプレミアリーグ挑戦はかなり厳しい結果となっている。

今季からはアヤックスを指揮していたエリック・テン・ハーグがマンUの指揮官に就任したこともあり、ファン・デ・ベークの状況も変わるかと思われた。しかし開幕6試合で出番は19分間のみ。ベンチを温める状況は変わっていない(第6節はコンディション不良で欠場)。

攻撃的MFにはブルーノ・フェルナンデスがおり、今夏には司令塔のクリスティアン・エリクセン、潰し屋のカゼミロも加わった。ファン・デ・ベークはトップ下、ボランチもこなせる万能型MFではあるが、どのポジションでも1番手にはなれていない。

オランダ代表では2017年に初招集を受けたが、最後のプレイは昨年3月のことだ。マンUでの苦しい事情を考えると、代表監督ルイ・ファン・ハールの招集リストには入ってこないだろう。アヤックスでの活躍は見事だったが、マンUへのステップアップは悔しい結果となっている。