アルテタとシティでは被っていない

今夏の移籍市場でマンチェスター・シティからオレクサンドル・ジンチェンコとガブリエウ・ジェズスを獲得したアーセナル。すでに両者ともにチームにフィットしており、欠かせない存在となっている。

両者を獲得したのはチームに足りていない要素を追加してくれるからだろう。ジェズスはピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼット退団後不在だった絶対的な9番として、ジンチェンコはキーラン・ティアニーとは違ったタイプのSBとしてこのアーセナルにやってきた。

もう一つ理由があるとすればミケル・アルテタの存在だろう。アルテタはアーセナルの指揮官を務める前はシティのコーチとしてジョゼップ・グアルディオラを支えていた。そこではジェズスやジンチェンコと共にトレーニングに励んでおり、彼らと近い距離にいた。

今夏の移籍市場で獲得を目指したドウグラス・ルイスもそうだ。トップチームでのプレイ経験はないが、シティ出身の中盤戦士であり、アルテタは同選手を高く評価していたという。

こういったシティ繋がりで補強を目指すことが今夏のアーセナルには多く、英『Manchester Evening News』によると、現在バルセロナでプレイするフェラン・トーレスにもアーセナルは興味を示していたようだ。2600万ポンドのオファーでプレミアに連れ戻そうとしたが、バルセロナの指揮官であるシャビ・エルナンデスに断られてしまったという。

アーセナルの今夏の補強ポジションはいくつかあったが、最終的にはトーマス・パルティが離脱してもチームを支えられる守備的MFとブカヨ・サカのライバルになれるサイドアタッカーが獲得ポジションとして残った。最終的には両ポジション共に補強はなかったが、シャビがトーレスの売却にOKサインを出していればアーセナルにやってきた可能性はある。

志向するサッカーが似ていることもあってシティ関連の選手獲得に積極的なアーセナル。今後もシティからの直接的な引き抜き、シティ在籍歴のある選手獲得に動くのだろうか。