中心選手として昨季のCL王者に立ち向かった

CLグループステージ初戦セルティック対レアル・マドリードの一戦が行われ、0-3と昨季のCL王者がさすがの強さを見せるゲームとなった。

それでも最初に主導権を握ったのはセルティックだ。ホームからの声援もあり積極的にハイプレスに出る。これが功を奏し、前半は何度もチャンスを作った。カラム・マクレガーが左ポスト直撃弾を放つなどレアルゴールに迫り、カリム・ベンゼマが負傷交代した昨季のCL王者を脅かす。

その中心にいたのが日本代表のMF旗手怜央である。[4-2-3-1]のダブルボランチの一角として先発すると、各局面に顔を出しリズムを生み出す。

レアル相手となればプレッシャーが厳しくなりボールを持てる時間がどうしても短くなってしまうが、旗手は落ち着いていた。ルカ・モドリッチやオーレリアン・チュアメニに寄せられても自身のリズムを崩さずボールを配給し攻撃を前進させる。

どうしても単発に終わってしまいがちなセルティックの攻撃も旗手が入ることで厚みが増す。中盤から飛び出すことでフリーで攻撃に参加することができ、クロスから好機を演出する場面もあった。

「セルティック最高の選手。中盤でモドリッチ、クロースと互角に戦った。パスと動き出しは鋭く、知性を感じさせる。マクレガーと並んで攻撃を前進させ、序盤にはクロスからチャンスを生み出した」

スコットランド『THE SCOTSMAN』の採点では旗手が最高点の8を得た。絶賛されており、彼がチームのキーマンだったことが分かる。

レアルに敗れてしまったが、前半のパフォーマンスは悪くなかった。後半のガス欠に注意だがハイプレスから流れを手繰り寄せ、チャンスも作った。前述したマクレガーの左ポスト直撃弾がそうであり、そこを決めきることができればまた違った結果になっていただろう。