新戦力の滑り出しは上々

まだ現段階で判定を下すには早すぎるだろうが、今夏の補強で大きな違いを生んでいるのがスペイン1部のレアル・ソシエダだ。

ソシエダといえば日本代表MF久保建英の加入したクラブだが、今夏には久保の他にMFブライス・メンデス、FWモハメド・アリ・チョー、ウマル・サディクらを獲得。この補強についてスペイン『as』は「ソシエダほど短期間で補強の効果を得ているクラブも珍しい。クボ、ブライス、サディク、チョーへの賭けは完璧に機能している」と早くも今夏の補強を絶賛する。

このうちチョーを除く3人に共通しているのは、すでにソシエダでゴールを奪っていることだ。久保は開幕節のカディス戦で貴重な決勝ゴールを奪っており、25歳のMFブライス・メンデスは第3節のエルチェ戦で得点を記録。

そして退団したFWアレクサンダル・イサクの後釜として緊急的にアルメリアから補強したFWサディクは第4節アトレティコ・マドリード戦でさっそく得点を記録。サディクはアルメリアの選手としてエルチェ、セビージャ相手にも1点ずつ奪っていたため、これで今季リーグ戦3点目だ。昨季は2部で暴れていたが、1部でも大当たりとなるかもしれない。

フランスのアンジェから獲得した18歳のフランス人FWモハメド・アリ・チョーも焦る必要はない。昨季リーグ・アンで4ゴールを決めるなどポテンシャルは確かで、じっくりと育てればトップクラスのストライカーになる素質はある。

久保はチャンスメイクの部分でも違いを生み出しており、ソシエダへの移籍は今のところ正解だ。レアル・マドリードと契約してからはマジョルカ、ヘタフェ、ビジャレアルにレンタル移籍してきたが、得点やアシスト数が物足りないとの指摘もあった。今季ソシエダではそうした数字の面にもこだわりたいところで、得点&アシストでキャリアハイを期待したい。