わずか1400万ポンドでシティにやってきた

アーリング・ハーランドが加わり22-23シーズンのスタートダッシュに成功したマンチェスター・シティ。そのハーランドは素晴らしい得点力を披露しており、すでに8試合で12ゴール1アシストと異次元の数字を残している。

そんなハーランドの陰に隠れてしまっているが、昨季の冬の移籍市場で加わったフリアン・アルバレスはここまで6試合で3ゴールとまずまずな数字を残している。

アルゼンチンの名門リーベル・プレートで飛躍を掴み、アルゼンチン代表デビューを飾ったアルバレス。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードと多くのクラブが彼の獲得に関心を寄せたが、わずか1400万ポンドでシティにやってきた。

スタイルでいえばハーランドのような最前線にとどまるタイプではなく、自慢の脚力を生かして様々な局面に顔を出すセカンドストライカーが彼の本職であり、偽9番時代のシティにマッチしたストライカーだ。

プレミア初ゴールを記録したノッティンガム・フォレスト戦では彼の強みが存分に生かされていた。ハーランドと縦関係になるセカンドストライカーとしてピッチに立ち、バイタルエリアを生かす攻撃の組み立て役として躍動。守備時はハイプレスから相手のビルドアップを乱し、ハーランドがベンチに下がってからはセンターフォワードとしてプレイするなどユーティリティ性も見えた。2ゴールと決定力の高さも光っており、ハーランドが負傷離脱したとしてもシティはこのアルバレスを中心に攻撃を行うことになるだろう。

そんなアルバレスだが、昨季に続き今夏の移籍市場でも人気銘柄だったようだ。移籍市場に精通するファブリシオ・ロマーノ氏によると、アルバレスには10クラブ以上からローンでの獲得を希望するオファーがあったようだ。しかしシティはこれを拒否。今季の戦力として考えており、放出を断固拒否したという。

この判断は正解だった。より中央で攻撃を活性化させる新たなタイプとしてチームに重宝されており、ハーランドとの併用時の火力は素晴らしい。まだ22歳と若く、今後のシティを支える重要人物となるだろう。