オランダ世代別代表にも入っていた

今季のブンデスリーガにてここまで最速のスプリントを記録しているのは、バイエルンDFアルフォンソ・デイビスで35.97km/hだ。現世界最速プレイヤーの1人としても有名なデイビスは、今季も左サイドを疾走している。

しかし、そのデイビスと並ぶ速度を記録した者がいる。ウニオン・ベルリンFWシェラルド・ベッカーだ。

27歳の快速FWはデイビスと並ぶ35.97km/hを記録しており、現時点で2人はブンデスリーガのスピードランキング1位タイで並んでいる。

ベッカーは序盤戦の主役となっており、今季ここまで5ゴールを記録。ウニオン・ベルリンでは2019年よりプレイしているが、一昨季は3ゴール、昨季は4ゴール止まりだった選手だ。今季いきなりのゴールラッシュに驚いた人も多いだろう。バイエルン戦でもフリーキックの流れからゴールを奪っており、原口元気も所属するウニオンのエースだ。

米『ESPN』によると、ベッカーは自身の強みをこう解説している。

「自分にはスピードがあって、1対1に強みがある。それにシュートだって悪くない。アヤックスで学んできたからね」

ベッカーはアヤックスのアカデミー出身者であり、そこからオランダ国内のADOデン・ハーグを経て現在のウニオン・ベルリンにフリーで加入した。才能が花開くまで少し時間がかかったが、ウニオン・ベルリンの目利きが当たったことになる。

またベッカーは世代別オランダ代表にも選ばれてきたのだが、昨年にスリナム代表を選択して5試合に出場している。オランダA代表に入るのは難しいと感じたのかもしれないが、今の調子なら今年のワールドカップメンバーに入ってきたかもしれない。十分にオランダ代表入りも狙えたはずだ。

果たして爆速ストライカーとして注目を集め始めたベッカーの勢いはどこまで続くのか。これまでも身体能力に強みはあったが、今季は得点の方でもチームの主役だ。ウニオン・ベルリンの高速カウンターに欠かせないそのスピードと得点力は必見だ。