日本人がドイツで輝いている

伊藤洋輝と遠藤航の2人の日本人選手が在籍するシュツットガルトは10日に王者バイエルン・ミュンヘンとリーグ戦で対戦。

伊藤は3バックの左で、遠藤は中盤で先発。開幕戦から継続での起用と、指揮官であるペッレグリーノ・マタラッツォからの信頼は厚い。

先制したのはホーム、バイエルンだ。ボールを支配し相手を押し込むと左サイドからアルフォンソ・デイヴィスがドリブル突破でボックス内に侵入し、その折り返しにマティス・テルが合わせる。左足から放たれたシュートはゴールネットを揺らし、今夏の移籍市場でバイエルンにやってきた今季リーグ戦初先発の17歳が大仕事をやってのけた。

後半ゴールネットを揺らしたのはシュツットガルトだ。前線でのチェイシングからボールを奪い、最後はセール・ギラシが押し込む。しかしヨシュア・キミッヒからボールを奪った場面がVARでファウル判定となり、取り消しに。それでも57分にはコンスタンティノス・マヴロパノスのインターセプトからクリス・ヒューリッヒがゴールを決め、今度こそ同点に追いつく。

リーグ戦では2試合連続引き分けと精彩を欠くドイツ王者だが、ジャマル・ムシアラが魅せる。ボックス内でボールを受けると素晴らしいボディフェイクで狭いボックス内でスペースを生み出し、左足から放たれたシュートをゴールに沈める。まだ19歳の選手だが、バイエルンの中でも圧倒的な存在だ。

バイエルンの勝利で終わると思われたこのゲームだが、終盤にスコアが動く。ボックス内でのマタイス・デリフトの守備対応でファウルを取られ、PKを献上。今日は2度ゴールを取り消されているギラシが確実に決め、2-2でのドロー決着となった。

バイエルンはこれで3試合連続での引き分けだ。板倉滉のボルシアMG、原口元気のウニオン・ベルリンに続く奮闘であり、伊藤と遠藤のシュツットガルトがバイエルンの侵攻を止めた。

バイエルン・ミュンヘン 2-2 シュツットガルト

[得点者]
36分 マティス・テル(バイエルン・ミュンヘン)
57分 クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト)
60分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)
92分 セール・ギラシ(シュツットガルト)