監督交代で序列が変わる選手もいるはず

チームをチャンピオンズリーグ制覇にも導いたトーマス・トゥヘル監督を解任し、グレアム・ポッター監督を新指揮官に据えたチェルシー。FWクリスティアン・プリシッチを筆頭にトゥヘル監督の下で燻っていた選手たちはこのチャンスを活かすつもりのようだ。

リーグ開幕からチャンピオンズリーグ・ディナモ・ザグレブ戦までの7試合で3勝1分3敗と調子の上がらなかったチェルシー。今夏からクラブ運営の舵を取っている新オーナーはブライトンで手腕を発揮していた若手有望指揮官ポッター監督をチームに招き入れた。

トゥヘル監督の信頼を掴みきれていなかったプリシッチは、今夏にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍などが噂されていた。今季に入ってからもほとんどが途中出場となっており、スタメンで起用されたのは第6節ウェストハム・ユナイテッド戦の1試合のみとなっていた。

米『ESPN』によれば、トゥヘル監督はプリシッチの退団を容認する意向だったようだが、共同オーナーのトッド・ベーリー氏が彼の退団を阻止したと見られているようだ。プリシッチはポッター監督の下で新たな地位を確立するチャンスを望んでいるようで、FWハキム・ツィエクや、FWカイ・ハフェルツなど、トゥヘル監督の戦術に不満を抱いていた多くの攻撃的選手も同様だという。

アメリカ代表の攻撃の中心を担うプリシッチは、11月のカタールW杯までにできるだけ出場機会を増やしたいはず。W杯メンバーに選ばれるかどうかはまだ不透明だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ政権時にモロッコ代表から外されていたツィエクも代表復帰を狙っているなら同様だろう。

ハフェルツは比較的出番を得ていたが、ポッター監督の下で自らの持ち味をより発揮したいところ。彼らはこのチャンスを掴むことができるのか。