まだ存在感を発揮できていない

MFカゼミロの加入により、層が厚くなったマンチェスター・ユナイテッドの中盤。その一方、エリック・テン・ハーグ監督の就任で出場機会が増えそうな気配もあったMFドニー・ファン・デ・ベークは、ここまで存在感を見せられていない。

エヴァートンへのローン移籍からマンUへ戻ってきた今夏のファン・デ・ベーク。アヤックス時代はテン・ハーグ監督の下で脚光を浴びた過去があり、テン・ハーグ流を知る選手として出番の増加も予想されていた。

しかし、リーグ開幕後のプレイタイムは未だ19 分間に留まっており、第3節リヴァプール戦以降は出場機会を得ることができていない。直近2試合のアーセナル戦とレアル・ソシエダ戦に至ってはベンチメンバーからも外れていた。

マンUはクラブの公式HPにてファン・デ・ベークのインタビューを掲載。そこでは最近の欠場が負傷の影響によるものであったことが明かされており、ファン・デ・ベーク本人は今後の意気込みについて自ら語っている。

「(安定した時期を迎えたいかと問われ)ええ、もちろん。そのために一生懸命ハードワークしているし、ベストを尽くすつもりだ。昨季終盤はケガをしてしまい、かなり休んでしまった。プレシーズンの最初の数週間はそのことを実感したけど、今はどんどん調子が良くなっている。だからすごく前向きだよ」

「(中盤で様々な組み合わせが見られるか問われ)タフなシーズンになるだろうから、そうなる必要がある。誰もがプレイしたいと思っているが、それにふさわしいことを示さなければならないし、スタメンに入るために日々自分を高めていかなければならない。マンUのようなクラブでは多くのオプションが必要で、良いシーズンを送るためには大規模なチームが必要だ。僕は10番や8番としてプレイするし、アヤックスでは時々6番としてもプレイしていた。いろいろなポジションでプレイできるんだ。特に、後方から前線にかけての守備はとても良かったと思う」

0-1で敗戦したソシエダ戦ではMFフレッジがトップ下として先発したが、負傷さえなければファン・デ・ベークが彼に代わってスタメン出場する可能性もあったはず。まだ長いシーズンは始まったばかりであり、ここからファン・デ・ベークの力が必要となる試合も必ず出てくるだろう(データは『WhoScored.com』より)。