マネが抜けても攻撃力はアップとの読みもあったが……

昨季もプレミアリーグのタイトルを激しく争ったマンチェスター・シティとリヴァプール。今季も両クラブが優勝争いをリードするとの予想が多かったが、その予想は外れてしまった。リヴァプールが序盤から勝ち点を落としているのだ。

理由は1つではないが、今季のマンCとリヴァプールではセンターフォワードの部分で大きな差がついた。マンCはアーリング・ハーランド、リヴァプールはダルウィン・ヌニェスを獲得しており、両クラブがセンターフォワード獲得へ強いこだわりを持っていたのは間違いない。

しかしその結果は何とも対照的なものとなってしまった。早々にブレイクしたハーランドに対し、ヌニェスは評価を落としている。開幕前に行われたマンCとのコミュニティ・シールド、開幕節・フラム戦でゴールを記録するなどヌニェスもスタートは悪くなかったが、第2節のクリスタル・パレス戦で相手との小競り合いから退場処分を受けたことで評価は大きくマイナスに。

まだ決めるのは早すぎるが、スペイン『El Pais』は今夏のヌニェス獲得が失敗だったのではと見ている。リヴァプールはヌニェス獲得へ8500万ポンドを投じており、これが期待はずれに終わったとなればダメージは大きい。

しかも今夏はサディオ・マネを手放している。リヴァプールとしてはマネを失っても後釜のルイス・ディアス、そして大型FWヌニェスの獲得で攻撃力は維持、あるいはアップできるとの考えもあっただろう。ディアスは期待に応えて奮闘しているが、今季は右のモハメド・サラーもスロースタートになるなど当初の構想が外れている。ヌニェスには何としても復活してもらなければならない。

ヌニェスもこのまま終わるわけにはいかないが、昨季ベンフィカのエースとしてリーグ戦26ゴールを挙げた実力を証明できるか。まだ開幕間もないが、ヌニェスには早くも厳しい視線が向けられている。