まだ今季ノーゴールのロナウド

移籍が噂されながら、結局マンチェスター・ユナイテッドに残留したFWクリスティアーノ・ロナウド。サウジアラビアのクラブから巨額のオファーが舞い込んでいたようだが、それは断っていたようだ。
 
チャンピオンズリーグに出場したいことを理由に、マンUからの移籍を考えていたと言われている今夏のロナウド。さまざまなクラブが候補に挙がり、移籍市場閉幕まで彼の去就に注目が集まったが、結果的に現在もマンUでプレイしている。
 
『CNN Portugal』によれば、ロナウドにはサウジアラビア王者のアル・ヒラルとライバルクラブのアル・ナスルからオファーがあった模様。特にアル・ヒラルからは2年契約の週給 230 万ユーロ(約3億3000万円)、年俸換算で1億2000万ユーロ(約173億円)というビッグオファーが舞い込んでいたようだ。
 
CLでのプレイを希望しているだけあって、このオファーには首を縦に振らなかったロナウド。しかし英『The Athletic』によれば、サウジアラビアサッカー連盟のヤセル・アル・ミセハル会長は、冬の移籍市場で今度こそロナウドがサウジアラビアへやってくることを望んでいるようだ。
 
「我々の移籍市場は閉鎖されているので今すぐには無理だが、クリスティアーノ・ロナウドのような選手がサウジリーグでプレイするのを見てみたい」
 
「実現すれば大きくてポジティブな反響を呼ぶだろうし、誰にとっても大きなニュースになる。クリスティアーノ・ロナウドが残してきた功績や記録はもちろんのこと、素晴らしいお手本となる選手であることを誰もが知っている」
 
「私は『なぜダメなのか?』と思う。もちろん、それが非常に高額な取引になることはわかっているが、我々のクラブがここ数年でより多くの収益を得ていることは目に見えている。それにプレミアリーグでプレイしていた大物選手がサウジリーグにやってくるのをすでに見てきた」
 
「私はクリスティアーノ・ロナウドが選手として好きだし、彼がサウジアラビアでプレイするのを見たいと思っているが、残念ながらそれは1月まで実現しない」
 
今季のロナウドはプレシーズンツアーに参加しなかったことが響いているのか、1トップのスタメンをここまでほとんどFWマーカス・ラッシュフォードに譲っている。ロナウドの先発出場はリーグ戦とヨーロッパリーグを合わせても未だ2試合に留まっており、ゴールやアシストを記録することもできていない。
 
CLに出場したいという想いを引き続き抱えていれば、1月にサウジアラビアに行くこともないはずだが、その頃にはカタールW杯を終えている。マンUで今のような状況が続き、W杯終わりで燃え尽き症候群のような状態に陥り、これだけの大金を積まれれば、ロナウドの気持ちが揺れ動く可能性は0ではないのかもしれない。