優秀な守備者がやってきた

移籍市場の終盤でマンチェスター・シティに加わったマヌエル・アカンジ。ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、アイメリック・ラポルト、ネイサン・アケに続く即戦力の守備者で、5人目のCBとして獲得された。

補強に至った経緯は前述したCB陣にけが人が続出したからだろう。現在は復帰したがラポルトとアケが一時戦列から離れており、ディアスとストーンズしかいなった。そのストーンズも負傷での離脱が多く、シティが獲得したのも納得である。

英『The Athletic』ではそんなアカンジ獲得の裏側を取材しており、どのようにしてスイス代表DFがシティに加わったのか紹介している。

夏の時点でアカンジとドルトムントの契約は残り1年で、シティ以外の多くのクラブから獲得のオファーがあったようだ。レスター・シティもその一つだが、獲得に踏み込めなかったといわれている。シティからオファーがあったのは移籍市場閉幕の1週間前。ほんの数日で移籍が決まった模様。

ジェイドン・サンチョとアーリング・ハーランドの2人はアカンジのシティ移籍をサポートしたようだ。ボルシア・ドルトムントではチームメイトであり、サンチョはシティのアカデミー出身、ハーランドは現在所属している。

「彼らはトレーニングで多くのことを学ぶだろうといった。なぜなら強度が非常に高く、トレーニングがより難しくなるから。ドルトムントと違う練習をしているわけではないが、質とクオリティが非常に高い。それは難しいことだが、プレミアリーグに慣れるためには必要になる。(イングランドは)ドイツより速いと思う」

そんなアカンジはさっそくトレーニングでシティの基準の高さを目の当たりにしており、「アカデミーやセカンドチームの選手は高いクオリティを示していてフリアン・アルバレスはとくに優秀で若い。コール・パルマーも」とケビン・デ・ブライネのようなトップクラスのタレントでなくとも質の高い選手が揃っていると感じたようだ。

ディアス、ストーンズ、ラポルト、アケに続く5人目のCBとしてシティにやってきたアカンジだが、CLセビージャ戦を見る限り単純に5番手のプレイヤーになることはないだろう。守備強度の高さ、ビルドアップの貢献度は高く、彼らと並び、1番手にすらなれるクオリティを秘めている。