今季こそはCL制覇なるか

22-23シーズンのマンチェスター・シティは勝負強いチームになった。正確には昨季の最終節アストン・ヴィラ戦からだが、ピンチに追い込まれても苦境を乗り越えられる試合が多くなっている。

まずそのヴィラ戦だ。勝てば優勝、負ければリヴァプールに優勝を譲るといった大事なゲームだったが、前半で失点を喫し後半でもゴールを許す。それでもイルカイ・ギュンドアン、ラヒーム・スターリング、オレクサンドル・ジンチェンコの3人を投入すると、一気に流れがシティに傾き、3点奪って最終的に3-2でリーグ優勝を飾った。

今季でいえばニューカッスル戦で、1-3とピンチとなったが、アーリング・ハーランド、ベルナルド・シウバのゴールで追いついた。クリスタル・パレス戦でも先制を許すが最終的には4-2で快勝と差を見せつけている。

直近のCLグループステージ第2節ボルシア・ドルトムント戦も見事な逆転劇だった。相手の堅守に苦戦し後半にゴールを許すも、80分ジョン・ストーンズ、84分アーリング・ハーランドの得点で逆転に成功し、勝ち点3を獲得している。

今季はやはり、このハーランドの存在が大きい。高さがあり、何より決定力がある。194cmのストライカーは近年のシティにはいなかった人材で、新たな武器がチームを支える。ドルトムント戦のゴールはそれを象徴しており、あの高さのクロスを足で合わせられる選手は広い世界を見渡しても何人いるのか。

トーナメント方式のCLを制すにはこの勝負強さが重要で、それは昨季ビッグイヤーを獲得したレアル・マドリードが証明している。レアルほどではないが、今のシティも勝負強さを持っており、あとは今季見られる失点癖を治せれば初のCL制覇はすぐそこだ。