リーグ戦でも勝ち切れず

まだ開幕したばかりだが、ユヴェントスのスクデット奪還プランが怪しくなってきた。国内リーグではまだ無敗ではあるものの、2勝4分0敗と引き分けが多い。先日は格下サレルニターナとも引き分けてしまい、こうしたゲームで勝ち点を取りこぼしているのは痛い。

伊『Calciomercato』はマッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスが危機に陥っているのかと不安視しているが、14日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でベンフィカにも敗れてしまった。すでに2敗目で、決勝トーナメント進出は難しいミッションになってきた。

やはり気になるのは近年の補強だろう。イタリア勢の中では資金を投じている方だが、上手く能力を引き出せないケースも目立つ。

2019-20シーズンにはDFマタイス・デ・リフト、メリフ・デミラル、クリスティアン・ロメロ、ダニーロ、MFアーロン・ラムジー、アドリエン・ラビオ、FWデヤン・クルゼフスキらを獲得しているが、このうち今もチームに残っているのはダニーロとラビオだけだ。

ロメロは今やトッテナムとアルゼンチン代表で守備の軸になっており、クルゼフスキもトッテナムに移籍してから才能が花開いている。ユヴェントスでも戦力になったはずで、才能を活かせなかったのはもったいない。

2020年夏にはMFアルトゥール・メロを獲得したが、こちらもヒットとはならなかった。今季はリヴァプールにレンタル移籍しており、ユヴェントスの中盤を統率する存在にはなれなかった。

今冬に加えたFWドゥシャン・ヴラホビッチには期待できるが、今夏にフリーで再獲得したMFポール・ポグバは負傷離脱してしまうなど、補強が思うように機能していない。デ・リフトが抜けた最終ラインにはブレーメルを加えているが、最終ライン、中盤ともに優勝を狙うには物足りないか。