近年のブラジルは守備的MFにもタレントを抱えている

カゼミロ、フレッジ、ファビーニョなど、今のブラジル代表は守備的MFのポジションにも優秀なプレイヤーを揃えている。これも今年のワールドカップでブラジルが優勝候補に挙げられる理由の1つだが、すでに彼らの後継者と言えるボールハンターが育ってきているところも恐ろしい。

今ブラジル国内で注目を集めているのがフラメンゴに所属する21歳の守備的MFジョアン・ゴメス、パルメイラス所属の21歳MFダニーロだ。

フラメンゴは今季のコパ・リベルタドーレスでファイナルまで駒を進めているチームだが、ゴメスは主力だ。最大の武器はボールを奪う力にあり、国内リーグでは全体5位となる63回のタックル成功数を記録している。

データサイト『WhoScored』は、その特長からリヴァプールに獲得をオススメしている。実際にプレミアリーグ方面から関心の声は届いているようだが、ゴメスはボール奪取力に加えてボールを運ぶ推進力の部分も一定の評価を得ている。ジョーダン・ヘンダーソンやジェイミス・ミルナーの後継者に適していると考えられているのだ。ゴメスが5大リーグへ向かう日も遠くないか。

もう一人のダニーロは今年6月に行われた日本代表との親善試合でもベンチに入っており、A代表デビューの時が近い。移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場価値は2500万ユーロと、これは現在ブラジル国内でプレイする選手の中では最高額である。その評価は極めて高い。

カゼミロ、ファビーニョはその代表例だが、近年のブラジルは中盤の底で守備的役割をこなすボールハンターがよく育っている。ゴメスとダニーロもその流れに続くタレントであり、今後注目していく価値はありそうだ。