1年目から即戦力に

世代交代はピタリとハマった。18日に行われたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチで改めて実力をアピールしたのは、今夏レアル・マドリードに加わったMFオーレリアン・チュアメニだ。

チュアメニの獲得は将来への投資の意味合いが強かったはずだが、今夏にMFカゼミロが退団したことで状況が変わった。チュアメニは中盤の主力候補となり、アトレティコ戦でも先発に抜擢されることに。

どちらかといえば守備面が話題になるプレイヤーだが、アトレティコ戦では華麗な浮き球パスでFWロドリゴ・ゴエスのゴールをアシストするなど攻撃面でも才能を発揮。スペイン『Mundo Deportivo』はこの活躍に、「チュアメニがレアルで先発の地位を確立し、移籍金8000万ユーロの価値を証明するには数試合で十分だった。白い巨人に7000万ユーロを残したカゼミロのことを思い出している人はいない」と称賛しており、今のところカゼミロの穴を感じさせない。

アトレティコ戦では守備の方でもチームトップとなる6回のクリア数、2回のタックル成功数、インターセプト数2回ときっちり仕事をこなし、パス成功率も91.5%と安定していた。カゼミロを7000万ユーロで売却したことを含め、カゼミロからチュアメニへの世代交代は思った以上にスムーズだ。

チュアメニはフランス代表メンバーでもあり、フランスにとってもチュアメニがレアルで自信を深めているのは大きい。フランスではエンゴロ・カンテに負傷が続いており、ワールドカップ・カタール大会に万全の状態で臨めるかは分からない。チュアメニ、さらに同じくレアルで存在感を強めるエドゥアルド・カマヴィンガはフランス代表でも大きな力となるはずだ(データは『WhoScored]』より)。