現状、トッテナム移籍は成功している

今夏にエヴァートンからトッテナムへと移籍し、すでにチーム内で大きな存在感を示しているブラジル代表FWリシャルリソン。アントニオ・コンテ監督からの勧誘がトッテナム行きの決め手となったことを明かしている。
 
トッテナム以外にもいくつかのクラブが獲得に関心を示すなど、今夏の人気銘柄となっていたリシャルリソン。トッテナムは移籍金5000万ポンド(約78億円)+ボーナス1000万ポンド(約16億円)と言われる大金を注ぎ込み、彼を確保することに成功した。
 
昨冬にFWデヤン・クルゼフスキがトッテナムに加わって以降、このチームの前線はFWハリー・ケイン、FWソン・フンミン、クルゼフスキの3トップが鉄板となっていたが、新加入のリシャルリソンは早速そこに割り込むほどのパフォーマンスを披露。リーグ開幕後の数試合は途中出場から試合の流れを変えるジョーカーとして機能した。
 
そして直近のリーグ戦2試合ではついにスタメンの座を奪取。8日に行われたチャンピオンズリーグのマルセイユ戦では2ゴールを奪うなど、試合を重ねるごとにチーム内での地位を高めている。
 
英『Daily Mail』によれば、今夏のトッテナム行きの動向についてリシャルリソン本人が言及。アーセナルやチェルシーからの関心があったことも明かしている。
 
「チェルシーがオファーを出したことは知っているし、アーセナルも僕の状況を聞くためにエヴァートンにコンタクトを取ったと思う。でもスパーズがそこにやってきて移籍金を支払ってくれたんだ」
 
「単純な話だ。エヴァートンはファイナンシャル・フェアプレイ(UEFAの定める財政規則)の問題を避けるために、何人かの選手を売らなければならなかったし、率直に言って交渉はとても短いものだった」
 
「トッテナムがエヴァートンにオファーを出したと聞いたとき、私はブラジルで休暇中だった。彼らはビッグクラブだから嬉しかったよ」
 
「その後、クラブ間で交渉することになり、幸いなことに全てがうまくいった」
 
「アントニオ・コンテが交渉中に電話をかけてきて、どれだけ僕の獲得に乗り気かを教えてくれたんだ。僕の決断にはそれが不可欠だった」
 
今季のトッテナムは彼が加わったおかげで、高いレベルを維持したまま前線のローテーションを行うことができる。このまま順調に行けば、彼の存在に目をつけ、自らの熱意を自らの言葉で伝えることにしたコンテ監督の判断は正解だったと言えそうだ。