タイトル獲得のために移籍市場に資金を投じる

今夏の移籍市場ではアーリング・ハーランドやカルヴィン・フィリップスをはじめとする実力者を複数名獲得したマンチェスター・シティ。フィリップスは肩の負傷で戦列を離れているが、ハーランドは素晴らしい得点力を見せ、チームに貢献している。

英『Manchester Evening News』ではハーランドらに続く期待できる獲得候補について報じており、ここでは順に挙げていく。

ウイングでいえばミランのラファエル・レオンとビジャレアルのアレックス・バエナだ。両者ともに左サイドを主戦場とするアタッカーで、レオンが23歳、バエナが21歳と若い。今季は開幕から数字を伸ばしており、リーグ戦では互いに3ゴールを挙げている。

レオンはミランとの契約延長交渉が停滞しており、新契約が結ばれなければ移籍の可能性が高いといえる。現状レオンの希望給与とクラブの希望額に差があり、この差が問題となっている。両者ともに左サイドの選手であり、可能性としてはフィル・フォーデンのポジション変更か。右ウイング、インサイドハーフでもプレイ可能であり、ポジション変更後の穴埋めと予想できる。

中盤ではボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムとリヨンのフセム・アワールが候補に浮上している。ベリンガムが1億3100万ポンド、アワールは来夏で契約が切れるためフリーで獲得できる。

中盤はイルカイ・ギュンドアンが今季限りで契約満了となり、ベルナルド・シウバは常にバルセロナ行きがささやかれている。ケビン・デ・ブライネも30代に突入しており、若返りは必須なポジションだ。ベリンガムは超高額だが実力は本物で、アワールもフリーで獲得できるとなれば競争相手は多い。

最終ラインではインテルのアレッサンドロ・バストーニの名前が挙がっている。イタリア代表にも選ばれているレフティで、23歳と若い。190cmとサイズもあって頼れる守備者だ。

シティの最終ラインはルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、ネイサン・アケ、アイメリック・ラポルト、マヌエル・アカンジとすでに5人いるが、アケは今夏チェルシー行きを希望しており、今後の移籍市場でも継続して移籍希望を出す可能性がある。指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはチームに不満のある選手を持つことを嫌っており、アケの売却でバストーニ獲得に動くとも考えられる。

プレミアリーグ、CLと毎シーズンタイトルを狙うとなればチームのアップデートは必須であり、彼らのようなビッグネームが移籍市場ごとに報じられる。可能性として高いのはレオンとバエナのウイング、ベリンガム、アワールの中盤だ。またここにはないが、左サイドバックも獲得する可能性があり、冬、もしくは来夏の移籍市場も大忙しとなりそうだ。