楽しみな若手が続々と出てきている

昨季から今季にかけて、サッカー界では急速に世代交代が進んでいる。

リオネル・メッシは調子を上げているが、クリスティアーノ・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドで苦しいスタートとなっており、2人が支配してきた時代は本格的に終わろうとしている。

その一方、所属クラブで主役の立場を固めてきたのがパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドだ。

ヴィニシウスは昨季のブレイクが偶然ではなかったと証明しており、マンCに移籍したばかりのハーランドもプレミアリーグで苦戦するのではとの予想を簡単に裏切ってみせた。ムバッペを含め、この3人の能力は本物だ。

英『Daily Star』は今後10年のバロンドール受賞者を予想しているが、そこでもこの3人の人気は高い。今後のサッカー界でアタッカーBIG3といった存在として君臨する可能性があり、10年の間に3人全員がバロンドールを受賞することになっても不思議はない。

アタッカーで彼らに続く可能性を感じさせるのは、ヴィニシウスと同じレアルでプレイするFWロドリゴ・ゴエス、ミランのラファエル・レオンといったところだろうか。この2人も昨季から今季にかけて評価を大きく上げている。

中盤ではバルセロナのペドリ(19)、ドルトムントのジュード・ベリンガム(19)、レアルのエドゥアルド・カマヴィンガ(19)といったティーンエイジャーが目立つ。バロンドールのような個人賞はFWの方が有利との見方もあるが、この中からルカ・モドリッチに続く受賞者が出る可能性は十分に考えられる。彼ら中盤のティーンエイジャーも、ここ1、2年で大きく評価を伸ばすことに成功した印象だ。

もちろん今後2、3年はカリム・ベンゼマやロベルト・レヴァンドフスキ、ネイマールといったベテランにも受賞の可能性はあるが、2020年代後半あたりからはハーランドやヴィニシウス、ペドリといった世代が完全な主役となるだろう。メッシ&ロナウドの時代が終わりに近づき、バロンドールの行方がどう動いていくのか非常に楽しみだ。