ミランで頭角を現し、スターダムを駆け上がった

2007年にバロンドールを受賞するなど、衝撃的な活躍で世界を席巻した元ブラジル代表MFカカー。当時のプレイスタイルについて、現代サッカーと照らし合わせながら自らの見解を述べている。
 
攻撃的MFやセカンドトップとして、ミランやレアル・マドリードといったビッグクラブでプレイしてきたカカー。全盛期は圧倒的なスピードを活かしたドリブルや高度なテクニックを駆使し、相手守備陣を混乱に陥れていた。
 
キャリア晩年はMLSのオーランド・シティで過ごし、2017年限りで現役を引退。最近はUEFAのコーチングコースを受講していることが報じられていた。
 
そんなカカーは先日、スペイン『MARCA』のインタビューに応じており、さまざまな質問に回答。コーチングコースを受講しながらも家族との時間を優先していること、最も関心があるのはスポーツマネジメントの分野であること、現役で一番好きなプレイヤーがネイマールであることなどを明かしつつ、今の時代には自らが担っていたポジションがないことについて言及している。
 
「(自らに似た現役選手がいるか問われ)いいや、特にポジションが変わったからね。僕はミランで長年ミッドフィルダーとしてプレイしてきたけど、『ボックス・トゥ・ボックス』のミッドフィルダーが出現したことでより進化を遂げた。さらに言えば、今のようなよりフィジカルなサッカーの中で自分がどこでプレイすればいいのかわからない。もう少し左サイドに開いてプレイするのか、ボックス・トゥ・ボックスでプレイするのか」
 
カカーのような賢い選手であれば、現代サッカーにも上手く順応していたはずだが、本人が言うようにポジションはもう少しゴールから遠ざかっていた可能性もある。生まれてくる時代がもう少し遅ければ、あれほどのインパクトは残していなかったかもしれない。