レアルにはSB専任の選手があまりいない

MFカゼミロを放出したものの、DFアントニオ・リュディガーやMFオーレリアン・チュアメニを獲得し、センターラインの強化に成功した今夏のレアル・マドリード。来夏の移籍市場ではサイドバックの補強に動くつもりのようだ。
 
現在は左をDFフェルランド・メンディ、右をDFダニエル・カルバハルが主に担っているレアルのSB。スペイン『AS』によれば、レアルは現在、2025年夏に契約満了となるメンディとの契約延長交渉に臨んでいるようだが、メンディ側の要求する給与額が高すぎると感じており、交渉は行き詰まっているという。
 
そこでレアルはマンチェスター・シティのDFジョアン・カンセロに目をつけた模様。シティとカンセロの契約は2027年夏までとなっているが、彼が来年5月に29歳の誕生日を迎えることもあり、4000万〜5000万ユーロ(約57 億〜71億円)の移籍金で来夏に彼を獲得できると見込んでいるようだ。
 
カンセロはSBとして世界屈指の攻撃力を持つだけでなく、左サイドと右サイドの両方でプレイできる柔軟性を併せ持つ選手。ジョゼップ・グアルディオラ監督も彼を重宝しており、昨季は公式戦50試合以上に出場、今季もここまで全ての試合でスタメン起用されている。
 
現状だとメンディ以外にレアルの左SBとして計算できる選手はDFダビド・アラバなどがいるが、カルロ・アンチェロッティ監督はできれば彼をCBとして起用したいはず。カンセロの獲得に成功すれば、カンセロ、メンディ、アラバの左SB3人体制、もしくはカンセロ、アラバの左SB2人体制を敷くことができる上、30歳となったカルバハルのバックアッパーも並行して彼に託すことができる。
 
カンセロ獲得はレアルにとって理に適った補強プランと言えそうだが、この話が実現した場合、シティは4000〜5000万ユーロのオファーに納得できるのか。