1年前のメディカルチェックに意味はあるのか

今夏の移籍市場ではカリドゥ・クリバリ、ラヒーム・スターリング、マルク・ククレジャ、ウェズレイ・フォファナと複数の実力者を獲得したチェルシー。大型補強を敢行しており、新監督としてグレアム・ポッターも連れてきた。

夏の騒がしかった移籍市場も終わったばかりだが、チェルシーは早くも次に備えているようだ。

英『The Guardian』によると、チェルシーはライプツィヒのクリストファー・エンクンクを来夏の移籍市場で獲得すべくすでにドイツでメディカルチェックを済ませたという。1年後の移籍のために1年前にメディカルチェックを行うという話は聞いたことがないが、準備は早いほうがいいのか。

エンクンクには来夏有効になる契約解除条項があり、5800万ポンド(日本円にして約93億円)に設定されている。インフレが進んだ今の移籍市場でエンクンクほどの実力者をその金額で獲得できれば悪くない。

フランスの名門パリ・サンジェルマンで育ち、トップチームデビュー後ライプツィヒにやってきたエンクンク。19-20シーズンにはリーグ戦で13アシストを記録する素晴らしい選手であり、昨季は20ゴール13アシストと得点力まで身に着けている。フランス代表にも選出されており、成長著しい若手である。

ただチェルシーはすでに似たような選手がメイソン・マウント、スターリングといる。シャドー、2列目とポジションが被っており、であればストライカーを獲得するのが優先だろう。ピエール・エメリク・オバメヤン、アルマンド・ブロヤ、ローン先にロメル・ルカクがいるとはいえ、物足りない。ブロヤの成長、ポッター体制でルカクがフィットする可能性はあるが、希望的観測に過ぎない。

来夏獲得のために根回しが早いチェルシー。ただエンクンクとの合意には至っておらず、これから交渉を進めていくのだろう。