欧州主要リーグでは思うような結果を残せなかったが……

夢は大きくドイツA代表入りと言ったところか。今季アメリカ・MLSで注目を集めている攻撃的MFがいる。

ナッシュビルでプレイする27歳のドイツ人MFハニー・ムフタルだ。

ムフタルはここまでリーグ戦31試合でリーグトップとなる23ゴールを挙げており、MLSを代表するスタープレイヤーとなっている。そのキャリアはなかなか興味深い動きで、ベルリン出身のムフタルはヘルタ・ベルリンのユースを経てトップチームと契約。

そこから2015年にベンフィカへ向かい、オーストリアのザルツブルク、デンマークのプレンビーを経由し、2020年にMLSのナッシュビルと契約を結んだ。世代別ドイツ代表でも順調にステップアップしており、U-21ドイツ代表でのプレイ歴もあるのだ。

しかし、欧州では思うような数字を残せなかった。独『Kicker』にてムフタルはプレイスタイルを変えたと明かしており、MLSでは得点にこだわっているようだ。

ナッシュビルとの契約は2025年まで残っているが、今後はどうするのか。まだ27歳と中堅世代のムフタルは、欧州への帰還も視野に入れていると語る。

「僕はスタイルを変えたんだ。プレイメイカーというより、9番としてプレイするようにしている。それが合っているね。シーズンに多くのゴールを決めることで自信が増す。将来のことは誰にも分からない。欧州へ向かう可能性も捨てていないよ。僕はここで成長し、今が全盛期の状態だからね」

MLSも発展を続けており、ここで自信をつけてから欧州へ向かうパターンも今後は増えてくるかもしれない。もちろん欧州でのプレイだけが成功というわけではなく、MLSでの成功を目指すのも今後のキャリアプランとなっていくだろう。

ムフタルはMLSヘ挑戦したことで名前が売れることになり、2年前の選択は大正解だったと言える。