恩師の下で取り戻したいかつての輝き

アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍して以降、不遇の時を過ごしているMFドニー・ファン・デ・ベーク。彼の元代理人であるグイド・アルバース氏は、彼がマンUで直面した難しい状況を明かしている。
 
エリック・テン・ハーグ監督率いるアヤックスで活躍し、2020年夏にマンUへと活躍の場を移したファン・デ・ベーク。しかしオールド・トラッフォードでは未だ本領を発揮することができておらず、昨季後半はエヴァートンにローンで移籍していた。
 
今季はマンUの指揮官にテン・ハーグ監督が就任したこともあり、エヴァートンからローンバックしたファン・デ・ベークに追い風が吹くことも考えられた。ところが、リーグ開幕後に負傷もあった彼の出場数はここまで公式戦3試合となっており、プレイタイムはわずか22分に留まっている。
 
オランダ『Voetbal Primeur』によれば、ファン・デ・ベークの元代理人であるアルバース氏は、マンU移籍前と移籍後の彼の扱われ方の違いについて言及。もう少し彼に気を配って置くべきだったと反省の弁を述べている。
 
「オランダ時代のドニーはあらゆる称賛を浴びていたし、良いパフォーマンスを見せ、ファンからも大人気だった。マンチェスター・ユナイテッドではその後全くプレイしていない。彼とクラブとの関係はあまりにも冷えきってしまった」
 
「彼はポール・ポグバと競争しなければならなかった。ポグバはトレーニングキャンプに遅れてやってきたにも関わらず、謝罪しただけで再びプレイすることを許された。8週間に渡って1日10時間のトレーニングをこなし、実力を十分に示していた青年の代わりにね」
 
「私はその後、その失望を突きつけられた。プレイできないことが彼のメンタルに何をもたらすのか私は見くびっていた。どうしたら彼を助けられるかもっと早くから考えておくべきだった」
 
マンUで残してきた実績が違う以上、ファン・デ・ベークよりポグバが優遇されるのも多少は仕方ない面がある。しかし、規律を重視するテン・ハーグ監督がそのような特別扱いを許すはずはなく、何よりそのポグバはすでにチームを去った。フラットな状態でポジションを争うことができる今季こそが、彼にとっての正念場と言えるだろう(データは『FBREF』より)。