ブンデス得点ランクが荒れる

バイエルンはFWロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントはFWアーリング・ハーランドを失い、ブンデスリーガの得点王レースは予想のつかないものとなった。

まだ序盤だが、今季ロケットスタートを切ったのはまさかの2部から上がってきたストライカーだ。

そのストライカーとは、ブレーメンに所属する29歳のFWニクラス・フュルクルクだ。ここまで8試合で7ゴールを記録し、得点ランク首位に立っている。

ブレーメンは昨季ブンデスリーガ2部で戦っており、フュルクルクは2部で19ゴールを記録。チームの1部昇格に大きく貢献したわけだが、話題になったのはシャルケを昇格へ導いた大型FWシモン・テロッデの方だった。

テロッデは昨季2部で30ゴールを挙げて得点王に輝いており、その活躍からワールドカップを戦うドイツ代表メンバーにサプライズ招集するべきなんて意見も出ていたほどだ。テロッデが1部でも結果を残せるか注目していた人は多いだろう。

テロッデも今季ここまで2ゴール決めているものの、話題を呼んでいるのはフュルクルクの方だ。さすがにフュルクルクが得点ランク首位に躍り出るシナリオは予想外だったか。

英『The Guardian』はドイツが今年のネーションズリーグでも得点を奪うことに苦労していたと取り上げており、今度はフュルクルクのドイツ代表招集案が騒がれ始めている。フュルクルクはU-20ドイツ代表でのプレイ経験はあるが、A代表ではデビューしていない。ワールドカップへ招集されればサプライズとなるだろう。

フュルクルクはブレーメンのアカデミーより出てきた選手だが、トップチームで戦った2012-13シーズンは怪我もあって満足な成績を残せなかった。2014年にはニュルンベルクに完全移籍してブレーメンを一度離れているのだが、2019年に復帰。29歳にしてブレイクの時を迎えており、ブレーメンにとっては大きすぎる復帰劇となった。

ドイツ代表がセンターフォワードのエリアに不安を抱えているのは確かだが、フュルクルクの招集もあるのか。このままブンデスリーガの得点王レースをリードできるならば、可能性もゼロではないだろう。