負傷者の多発により出番が巡ってきたガッビア

ミランにとって9年ぶりのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を大きく引き寄せることになった26日のディナモ・ザグレブ戦。この試合でスタメンに抜擢された23歳のDFマッテオ・ガッビアは攻守において印象的なパフォーマンスを見せた。
 
今回の試合では、長期離脱となっているDFアレッサンドロ・フロレンツィの他、DFフィカヨ・トモリがチェルシー戦の一発退場により出場停止、DFダヴィデ・カラブリアが負傷中、DFセルジーニョ・デストも23日のモンツァ戦で負傷したためメンバー外となった。そのため右サイドバックはDFピエール・カルル、センターバックはガッビアとDFシモン・ケアーのコンビが先発で起用された。
 
ガッビアにとってこの試合最大のハイライトとなったのが39分。MFサンドロ・トナーリのフリーキックを倒れ込みながらヘディングで合わせ、ミランに先制ゴールをもたらした。守備面でもGKチプリアン・タタルシャヌが防ぎきれなかった相手のシュートをカバーするなど、クリーンシートに貢献。ミランは0-4の勝利を飾っている。
 
クラブの公式HPによれば、ミランファンの54%がこの試合のMVPにガッビアを選出したようで、中盤で奮闘したMFイスマエル・ベナセルや2ゴールを生んだFWラファエル・レオンを抑えたという。また、伊『Gazzetta dello Sport』によれば、ピオリ監督はこの試合後にガッビアについてこのようなコメントを残している。
 
「マッテオに関しては、真面目さだけでなく能力も評価している。ポジション感覚が良いし、フィジカルもあり、空中戦も優れている。彼はいつだって懸命にトレーニングに取り組んでいる。彼は自分が蒔いた種を全て刈り取っているんだ」
 
ガッビアは9日のユヴェントス戦でも先発出場を果たしており、FWドゥシャン・ブラホビッチを抑えきって2-0の勝利に貢献していた。今季は大一番で評価を上げる機会が続いており、彼にとって飛躍のシーズンとなるかもしれない。