持ち前のテクニックを活かしてチームに貢献しているアントニー

28日に行われたヨーロッパリーグのシェリフ・ティラスポリ戦に先発出場したマンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表FWアントニー。試合中に見せたあるプレイが物議を醸しているが、本人はこれをやめるつもりはないようだ。
 
今夏にアヤックスからマンUへと移籍し、右ウイングのポジションを掴んでいるアントニー。3-0で勝利した直近のシェリフ戦でもスタメン起用され、前半の45分を戦った。
 
アントニーが問題のプレイを見せたのはこの試合の38分。右サイドでMFカゼミロからのパスを受けると、左足にボールを吸い付けながら2回転。その直後、駆け上がったカゼミロに意表を突くスルーパスを送ったが、これはゴールラインを割ってしまった。
 
英『Manchester Evening News』によれば、彼のこの技は「アントニースピン」「アンターニー」などと呼ばれているようで、場内で歓声が沸き起こったことからも観客ウケが良いことは窺える。また、エリック・テン・ハーグ監督はこのアントニーのプレイについて試合後にコメントを残しており、「機能的であれば問題ない」「もしそれがトリックのためのトリックなのであれば、私はそれを正す」とある程度の理解を示している。
 
その一方、クラブのレジェンドOBであるポール・スコールズ氏は、英『BT Sport』にて「ただのピエロだ」と彼のプレイを批判。ロビー・サヴェージ氏やオーウェン・ハーグリーブス氏といった他のクラブOBたちも同様に苦言を呈したことが各メディアで報じられた。
 
しかし、アントニーはInstagramを通じてこういった意見に反論。「我々は芸術的であることで知られているし、僕を今の地位に導いてくれたこういったプレイをやめるつもりはない!」と自らの意思を表明している。
 
特にアントニーのようなブラジル出身の選手はこういった“魅せるプレイ”を得意とすることが多いが、時と場合によっては相手選手への侮辱行為と捉えられてしまうことも事実。そう思われないためにも、テン・ハーグ監督が述べたように「機能的であるかどうか」が重要になるのかもしれない。