5大リーグで見てみたいタレントだが……

伊東純也がフランスのスタッド・ランスへとステップアップを果たす中、ベルギーのヘンクに留まり続けているのがナイジェリア代表FWポール・オヌアチュだ。

伊東とのコンビからオヌアチュの名前を知った日本のサッカーファンも多いだろう。何と言っても201cmのサイズが武器で、とにかく高い。巨人と表現してもおかしくないストライカーで、ベルギー国内リーグのDFでは手に負えない。

オヌアチュは2019年にデンマークのミッティランからヘンクに加入し、ここまで通算123試合で76ゴールと驚異のペースでネットを揺らしている。

この76ゴールという数字はヘンク歴代4位の数字で、3位に入るチームメイトのアリー・サマッタ(77ゴール)の数字はもう捉えた。サマッタが200試合こなしていることを考えると、センターフォワードとはいえオヌアチュのペースは凄まじい。

歴代2位はベルギー人FWヴェスレイ・ソンク(80ゴール)、1位は現ズルテ・ワレヘム所属のイェレ・ヴォセン(105ゴール)となっている。オヌアチュのペースならばソンクを抜いて単独2位には浮上できるだろう。

ソンクは117試合で80ゴールと唯一オヌアチュと競える得点ペースだが、プレイタイムで見るとオヌアチュは118分間に1ゴール、ソンクは123分に1ゴールと、僅かにオヌアチュの方がペースが上だ。歴代得点ランクTOP10でオヌアチュの数字を超える選手は存在せず、オヌアチュはヘンク史上最強ストライカーと言ってもいい。

それだけに、5大リーグへ向かわないまま28歳を迎えたのが惜しい。201cmのサイズが5大リーグでも通用したのか見てみたかったところで、それこそプレミアリーグの中堅クラブには合ったかもしれない。