未来にどう種をまいていくのか

今季は怪我の影響でレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマが出遅れたこともあり、現在リーガ・エスパニョーラの得点ランクはバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキが余裕を持ってリードしている状態だ。

ここまでレヴァンドフスキは13ゴール奪っており、2位のエスパニョールFWホセル、レアル・ベティスFWボルハ・イグレシアス(7ゴール)とは6点差をつけている。得点王へ真っしぐらといった印象だ。

今節のバレンシア戦も後半アディショナルタイムにハフィーニャがフワリと浮かせたパスにレヴァンドフスキが滑り込みながら右足で合わせて決勝点を奪っており、チームに貴重な勝ち点3をもたらしている。

ここまでバルセロナは12試合を消化して29ゴール奪っているが、そのうち半分近い13ゴールをレヴァンドフスキが決めていることになる。まさにエースと呼ぶにふさわしい活躍だ。

ただ、喜んでばかりもいられないだろう。今節のバレンシア戦もレヴァンドフスキのゴールで何とか1-0で勝利したが、シャビ・エルナンデスのチームはややレヴァンドフスキに得点部分を依存しがちだ。34歳を迎えていることを考えると、今の戦いが将来に繋がるかは微妙なところだ。

先日には19歳のFWアンス・ファティが出場時間に満足していないとの話題も出ていたが、シャビには若い選手たちを育てるミッションもある。ファティはバレンシア戦で57分までプレイしているが、ここまでリーグ戦では12試合出場で3ゴールと納得できる水準にはない。シャビが次の世代をどう育てていくかも重要だ。

チャンピオンズリーグで上位へ進めるならば、レヴァンドフスキ中心のチームでも良かっただろう。しかし結果はバイエルン、インテルと同居したグループを突破できなかった。だからこそ余計にレヴァンドフスキ依存が気になる状況だ。

果たしてシャビ体制は2、3年後のバルセロナにどう繋がっていくのか。レヴァンドフスキの後継者となるストライカーを他クラブから引き抜くやり方もあるが、バルセロナはレヴァンドフスキに続く信頼できるゴールゲッターを揃えられるか。